このページにはKP用の情報やNPCデータなどの詳細をまとめてあります。シナリオを回す際には適宜参照しつつ進行してください。
本シナリオの核となるアーティファクト。各部屋にて、モニター越しに壺の様子が映し出される。
ニャルラトホテプがプレイヤーとのゲームの為に用意したもので、参加者(PC達)の苦痛を吸収し、内部に蓄積してゆく。具体的には、喪失したSAN値、HPの数値に応じて、中に赤黒い液体が満たされてゆく。
本シナリオでは、最終的な脱出までにこの壺を満たす、つまり「一定以上の苦痛の犠牲を支払う」ことがGOODENDへの条件となる。
壺の中身は40ポイントで完全に満たされた状態となる。道中、モニター越しにPCが壺の状態を確認できるタイミングが度々存在する。その際には、その時点でのポイント数に応じて壺の内容量を描写すること。
①血肉の苦痛
PCがHPを損失するごとに、損失したHP数値分のポイントが蓄積される。
②精神の苦痛
PCがSAN値を喪失するごとに、損失したSAN値分のポイントが蓄積される。
KPはゲーム中、上記の数値をカウントして随時壺の状態に反映させること。また、40という数値は目安であり、PCの積極性や、開始時SAN値によってポイントの蓄積具合は変動する。クライマックスに良い演出を添えるために、事前に、あるいは場合によってはセッションの最中にでも、壺の容量は増減させてしまっても構わない。処理としての正確性を優先するか、物語の演出を優先するかは、KPの主義や卓の雰囲気に合わせて判断して良い。
最後の部屋の前に、ポイントが不足しているぐらいが最もプレイヤーの焦りや葛藤を煽り、緊迫感のある展開に繋がるだろう。
各部屋の簡易な図です。PCの立ち位置の共有などにご利用ください。
◆目覚めの部屋
◆第二の部屋
◆第三の部屋
◆第四の部屋
◆第四の部屋(その弐)
◆最後の部屋